【ハゲワシのポーチ】
モデルはシロエリハゲワシ
Griffon Vulture
南ヨーロッパ~アフリカ~インドに生息する大型のワシ。
生きた動物を襲うことは滅多になく、おもに死肉を食べる「草原の掃除屋」さん。
彼らが居なければ死体だらけになり、伝染病が蔓延する。環境衛生上、非常に重要な存在。
ふつう死肉を食べると、炭疽菌などの病原菌や毒素が身体に危険を及ぼす。
だが特異な消化器系をもつハゲワシやコンドルは、飲み込んだ有害細菌の大半を殺すことができ、かつ、腸内で何種類もの細菌を共生させて分解の手助けをさせているらしい。
肉1キロを1分で食べるとか。
つよい胃、欲しい…
〈仕様〉
高さ14.5㎝、幅9㎝、ファスナー7㎝
二足で自立できる。ループ有り。
首元に皮膚の裸出部があって、背側の首の根本が灰色、胸元はピンク色の肌が見えている。
あと、足の内側の毛が白いのもチャームポイント。
《参考図書》
「THE VULTURES OF AFRICA 」Peter Mundy 他著、Academic Press(1993)
「CONDORS and VULTURES」David Houston著、Voyageur Press(2001)
「ふしぎいっぱい肉食の鳥」ジマイマ・パリー・ジョーンズ他著、ブックローン出版(1997)